Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

60日が人を変える?

「習慣をつくる」ことは昔からマーケティングにおいてもっとも重要な視点をひとつです。今年はコロナ感染のパンデミックによって随分と新しい習慣が生まれました。たとえば、多くの日本人は今まで習慣がなかった検温を3月後半から毎日行うようになりました。…

FORCE FOR GOODへの目覚め

今年はコロナ禍、熱中症、ゲリラ豪雨に気を配りながらの特別な夏となりました。多くのみなさんもお盆休みを近場で過ごされたのではないでしょうか。これから今度は大型台風が心配なシーズンに入ります。 4~6月期の企業業績から読み取れるのはブランドや企業…

トレードオフと諦めない

東京よりも先んじて感染が起きたニューヨークではようやく自由の女神をはじめ屋外の観光名所が入場解禁になりました。でもいつも人混みで一杯のエンパイヤステートビルの展望台ですら海外からの観光客がいなくて閑散としています。 今、パンデミックによって…

コロナ第1波から学んだこと

「FAXをビジネスで使っているのは日本ぐらい~」 この3か月でデジタル後進国であることが露呈してしまった日本では「新型コロナウイルス接触確認アプリ」がようやくリリースされました。テレワークのインフラがもしなかったら企業活動はどうなっていたか…

困難な時のメッセージ

世界でパンダミックがまだ果てしなく続いている一方で、日本は外出制限の緩和とともに「新常態」という言葉をもって経済の正常化をはかるフェイズに入りました。といっても、例えば飲食店やバーは最も直接的な課題を抱えています。人々が家にいて、バーを避…

一緒で一人

緊急事態というよりも異常事態と言っていいのではないでしょうか。夢と魔法の国ディズニーランドを創ったウォルトディズニーは果たして「今」を想像できたでしょうか。先日米国ディズニー本社は世界で働く223000人以上の社員のうちすべての事業部にまたがっ…

コロナショックに立ち向かう

昨日、東京都心の桜は今年全国で最も早い満開を迎えました。いつもながら春の訪れは多くの人々の心を明るくしてくれますね。正直コロナウイルスなんて自然は全く気にしていないんだと木々や草花に元気をもらいました。実は14日の開花宣言から3日後にあった首…

人の進化と困りごと

新型コロナウイルスは世界中の人々に新たなリスクを見せつけています。グローバリズムが進み人やモノの行き来がはるかに拡大した経済や社会のなかで人々は生きています。一方、未解明のウイルスへの対応は各国バラバラで後手に回り人々の不安が増しています…

干渉型から新型モデルへ

2020年が始まりました。皆さんにとりまして輝かしい一年となりますようお祈りいたします。さて、年頭から驚いたことのひとつが年賀状や賀詞交歓会といった年始の挨拶の縮小です。ESG経営や働き方改革によって従来の慣習ややり方を一度リセットしてみよう…

ハート・オブ・メンフィス

令和元年も残り2日を残すだけとなりました。皆さんは年末をどのように過させていますか。新聞やテレビのワイドショーでは一年を振り返る番組やニュースにあふれています。そんな中で3日間の休暇をもらって人生で初めていつか行きたいと夢みていた米国メン…

チャレンジャーブランドを考察する

ヘルスケア、ホームケア、化粧品、飲料、衣料、などの分野にD2Cを中心とした新しいブランドが続々登場しています。ちょっとした米国でのバズワードなのですが「起業家精神が旺盛、機敏でスマート、市場の白紙の領域を見つけてエッジが立っている、データ…

平和が続く世界での世代差

今回は自分自身が興味を持っている米国のジェネレーションの違いについてご紹介したいと思います。まず、一番古くて戦後のスタートとなるのがベビーブーム世代、1946年から1964年に生まれた人をさします。今、毎日1万人のベビーブーム世代が引退の年齢を迎…

2019秋:米国便り

只今、ニューヨークJFK空港にて帰国便を待ちながらこのブログを書いています。ちょうど国連総会があってマンハッタンは国連ビル周辺をはじめ、厳重な警備と交通規制で大渋滞です。今回はトランプ大統領が5thアベニューにあるトランプタワーに滞在していたこ…

バイアスにチャンスあり

今、世の中はバイアス(先入観)との戦いが激しさを増しています。以前のブログでAIについて留意すべき点として人間のバイアスがあると述べました。ダイバシティ(多様性)やインクルージョン(包括性)が叫ばれる中、それらを困難にしているのもバイアス…

進化するポップアップショップ

ようやく梅雨明けとなりました。東京は低温の7月でしたが、アラスカのアンカレジでは32℃、ドイツでは42℃と猛暑を越えた異常気象が起きています。 さて、今回は新しいコマースの動きをご紹介したいと思います。ビービーメディアではTVCM、ウェブ、モバイ…

ダイバシティは可能性を広げる

大阪なおみ選手、サニブラウン選手、八村塁選手など一昔前では予想できなかった日本人スポーツ選手の活躍ぶりです。身体能力の凄さを感じずにはいられませんが、これからのダイバシティの世界を予感するのは私だけでしょうか。 ダイバシティ=多様性という言…

ブリック&モルタル2.0

奇妙なことが起きています。それはEコマースによってリアルな店舗が篩にかかられている一方、オンラインのみで成長してきたブランドのうち少なからずがリアル店舗を作り始めていることです。米国ではアマゾンブックス、アマゾンGO、アマゾン5スターズは有名…

青梅で出会った幸せ

平成の終わりとともに、吉川英治記念館が3月に閉館しました。42年間の歴史に幕を閉じるとあっていつか訪ねたいと思いながらパスしていた自分を反省し、閉館を目前に青梅まで行ってきました。吉川英治と言えば、宮本武蔵や新平家物語などの作品をはじめと…

信頼のスコア

人は何かを信頼したいという気持ちを持たずにはいられない動物です。一方で、世界的に大規模な「信頼危機」が起きています。米国では、政府に対する信頼が30%ダウン、メディアに対する信頼が23%ダウン、ビジネス(企業)に対する信頼が20%ダウン、…

ハサミとAI

人間は太古の昔からいろいろな道具を発明してきました。その中で今も秀逸な道具のひとつがハサミだと私は思います。現存する最古のハサミは紀元前の古代ギリシャ時代のものとされ、日本で洋バサミと言われる形状が生まれたのは西洋では古代ローマ、東洋では…

大きく変わるデジタル世界

2019年がスタートしました。世の中では忙しい一年になると言われていますが、荒れ模様ながらも光明が輝く年にしたいと思います。さて、今年がどんな一年になるか、アナリストや未来思想家などがホットなトレンドを発表しています。今回はその辺りを踏まえて…

さようなら平成

今年も残すところ数日となりました。忘年会のピークを越えてクリスマスが終わると一気に師走のムードに突入します。2018年は平成30年という年月と憲政史上初となる退位という日本の歴史にかつてない出来事であり、平成最後の年末年始は何か特別な雰囲気に包…

人が買い物に求めること

「現代の買い物客は何を求めているのでしょうか?」この質問に答えるにあたってウォールマートの最近の動きを見てみましょう。アマゾンが台頭する中、ウォールマートは米国内4000店舗のうち1000店舗以上で食品などの注文をドライブスルーで受け取れるサービ…

一夫一婦は妄想と心得よ

ブランドマネジャーにとって愛用者を増やすとともに自社ブランドに対する顧客のロイヤルティをあげる戦略は王道と呼べるでしょう。80:20の法則のセオリーからもブランドロイヤリティ戦略は正しいとされてきました。ライフタイムバリューを考えれば、ブ…

脱カテゴリー

昨年伊勢で行われた菓子博に行った際、ご当地菓子の多さと日本人の研究熱心さに驚くとともに「昔から日本人は菓子好きなんだなあ」と改めて感じました。統計によれば、お菓子を作っている菓子やさんは全国で3万以上もあるそうです。お菓子は材料・加工・見た…

データとプライバシーの新潮流

2年前の夏、米国広告業界の大きな話題は初めてTVの広告費がデジタルに抜かれる広告革命でした。昨年はデジタルの巨人たち、GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)のデジタルマーケティング業界での寡占化について、そして今年はデジタ…

都市=東京を想う

何年か前、なんとも懐かしい写真集に出会いました。それは「オリンピックのころの東京」。(岩波フォト絵本) 1964年のオリンピックが小学1年生だった自分自身の記憶にはほとんどない写真ばかりです。それでも都電やオート三輪が走り、木造2階建ての家々が都…

いつの時代も同じ

今年は明治元年(1868)から起算するとちょうど150周年、そして平成が来年終了し、元号が改められます。日本人にとっては西暦とは違った日本の歴史を感じる瞬間でもあります。平成という30年間はちょうど一世代が入れ替わる期間と重なります。 ちょうど昭和…

再び心に刻む

ちょうど今から20年前の1998年5月、プレジデント誌に村田昭治の最終講義「マーケティングの神髄」と「自らの生き方」を語ると題した記事が掲載されました。大学時代の恩師村田昭治先生が慶応義塾大学教授を同年3月に退任なされたタイミングでひとつの集大成…

データと向き合う意味

マーケティングにおいてデータはずっと昔から活用されてきたことは言うまでもありません。このところデータがさらに注目されているのはデジタルによって今までできなかったあらゆる事象がデータ化され、分析を通じて効率を高めたり、インサイトを発見できた…