Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

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お正月の心

お正月に必ず皆で言う台詞「あけましておめでとうございます」はどういう意味がこめられているのでしょう。ちょっと調べてみました。

正月の語源は仏教の修正会が修正する月で正月なったといわれているそうです。12月31日除夜の鐘で百八の煩悩を絶ち、修正する時が元旦です。そこで区切りをつけ心機一転させる日が正月です。古代の日本における1年の始まりは正月の満月の夜だったそうです。この夜に歳神(としがみ)を迎えて、旧年の豊作と平穏とを感謝し、今年の豊穣と平和を祈念したのです。歳神とは祖先の霊(祖霊)を神格化したもので、ご先祖様が神として生きるパワーを宅配しにやってくる時期だったのです。神が生命パワーを注入してくれて、また1年生き延びられる、寿命が延びる、その喜びと感謝の気持ちをお互いに確認しあう呼びかけの言葉が「おめでとう」だそうです。

日本人にとってお正月は、昨年までの運気をリセットし、歳神様から新たな力を授かり、五穀豊穣や良運を祈る大切な行事。その精神は神様と自然の恵みに感謝し、家族の健康を祈ること。基本だなあと感じずにはいられませんね。さあ、2011年がスタートしました。喜びと感謝にあふれる一年となることを祈りながら、今年もよろしくお願いいたします。