年末年始にかけてソーシャルメディアに関する話題には事欠きませんね。2011年「タイム」誌の表紙を飾る時の人にもFACEBOOKの創業者マイク・ザッカーバーグ氏が選ばれました。まもなく日本でもFACEBOOKの創業物語を題材とした映画も公開されます。
今年は日本でもおそらくFACEBOOK旋風が吹くのではないでしょうか。ただ一方で、昨年11月米国に出張した際、知り合いのデジタルエージェンシーの方がおっしゃっていた一言も気になっています。「うちの娘はもうFACEBOOKはやめると言っている。友人が多すぎて思うようなことを書けないから」なるほど、自分でも想像できます。
あるレポートに「ソーシャルネットワーク」と「関心を軸にしたコミュニティ」とは区別すべきだと書いてありました。ソーシャルネットワークは人がつながる方法をさし、コミュニティはつながりたい理由を意味するもので混同すべきではないと。FACEBOOKはこの２つを両立させているように見えますが、どこかで乖離するかもしれませんね。
近い将来、規模の小さい信頼性の高いコミュニティに回帰するニーズも必ず出てくるような気がしています。
