皆さん、社風について考えたことがありますか？就活の学生の「社風とは何ですか」という質問にヤフーで選ばれたベストアンサーには「社風というのは企業の体質、性格みたいなものです。ちなみに社風といいますが、業界風みたいなのもあって会社は違っても同じ業界は共通点があります。」と書かれていました。
確かにあたっている部分はありますが、不十分なような気がします。なんとなくできあがったもの、受身的なものではダメだと思うからです。
先日コンチネンタルとユナイテッドが合併して世界最大の航空会社が生まれました。新CEOのスマイゼック氏はインタビューで、合併に伴って顧客満足度が落ちないようにするにはどうすれば良いかという質問にこう答えています。
「いい質問です。多くのことがそれぞれの社風にもとづいています。私は社風の重要性を確信しています。特にサービス業では重要です。私は今、母親が教えてくれた２つのことにもとづいて、企業文化（社風）の構築に努めています。その２つとは、自分がしてほしいことを他人にしなさい。と、うそをついてはいけません。という教えです。・・・」
私はこうした精神を持ってトップからメンバーにいたるまで日々仕事を行った結果、意志が込められた社風ができあがるのではないかと思っています。
多くの社風、業界風には悪癖の部分が同居しています。凡庸に陥らず、新風を吹き込んで打破していきましょう。
