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Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

道に迷ったら

昔、恩師から戦略立案における演繹法帰納法について教えていただいたことがあります。まだ社長になる前だったのですが、今も何かわからないことにぶつかると頭に浮かびます。演繹法は一般的原理から推論して個々の諸問題を解く方法、帰納法は個々の事象から、逆に本質的な因果関係を推論して一般的な原理を導くやり方です。人類が長い間、さまざまな課題に対してよりよい答えを求めるために先人が生み出した思考法です。

会社の経営にこれを置き換えると、いつか会社をこうしたいという未来の姿を思い浮かべて、そこから今何をすべきかを考える帰納法的アプローチ、一方で、現状を分析してやるべき戦略を練って実行しながら結果としてあるべき姿に近づく演繹法的アプローチとなります。言うまでもなく経営はもちろんのこと、仕事においてもきちっと計画を立てることはとても大切です。ところがこの2つのやり方がともに通じにくくなっています。経営環境の変化が早く激しいので目標やあるべき姿が見えにくかったり、変わりやすくなっているからです。その場合にはどうすればよいか?帰納法演繹法でもなく、原点に返ってそこから現在を見て何をすべきかを考えることが重要だと教えていただきました。以来、節目をむかえるごとに「原点に返り、今を見つめなおし、未来に立ち向かう」ことが大切だと考えるようになりました。

そういえば「迷ったら立ち返るところを持つこと」について伊藤忠商事岡藤社長の連載コラムではこんな風に書かれていました。まずは目先の仕事に邁進せよ。人の信用を失うな。文句を言う前に結果で語れ。仕事を心から楽しめ、人生仕事ほど面白いものはない。

どれも仕事の心得の原点ですね。