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Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

カルチャーが鍵

今もっともイノベーティブ(革新的)な企業と聞かれれば、皆さん、どんな企業を思い浮かべますか。多くの人がアップルと答えるでしょうか?

さて、いつの時代も革新的な企業は憧れの的ですが、誰もが簡単にはなれません。永年に渡って成功している企業には必ずと言っていいほど良い企業カルチャーがあります。企業カルチャーの意味はその集団が生み出し、習得し、伝えていく習慣、思想、作法、価値観のようなものだと思います。多くの研究が証明している通り、企業カルチャー以上にビジネスの成否を決める決定的な要素は存在しない、その重要性は戦略やリーダーシップを上回るとさえ言われています。決して戦略が重要でないという意味ではなく、そもそもふさわしい企業カルチャーに支えられなければ戦略も成功しにくいということです。

ブース&アレン社はイノベーションにも企業カルチャー(文化)が大きな役割を果たすとし、企業全体の戦略としっかり足並みのそろったイノベーション戦略、戦略実現に必要な一連の優先的能力、そしてそれらをサポートする企業カルチャーの3つが差別化、収益性、企業価値の成長において抜きん出る可能性を高めるという研究結果を発表しました。

実はさらに難しいのがそのカルチャーの成長と維持です。最も継続的に革新性を発揮している企業、3Mのパレンスキー氏は、その課題について次のように語っています。「カルチャーとは、1つずつレンガを積むように、数十年かけて築いていくものだ。継続力と忍耐を持っていなければならない。トップダウンのサポートに加えて、やさしく背中を押すように推奨していかなければならない。しかも失うときはあっというまだ」では、こうしたカルチャーはどうやって育めばよいのでしょうか?経営者の立場で言えば、よいカルチャーを育む風土をつくることだと思っています。これからも革新性と実行力を支える社風を持った企業に学んでいかねばなりません。