このフレーズ、普通と逆じゃあない？と皆さんは感じるのではないでしょうか。実は最近日本語版が出版されたばかりのVelocityという本の第３章のタイトルです。ナイキの副社長ステファン・オーランダーとＡＫＱＡの創始者アジャス・アーメッドの２年に渡る対談をまとめた本ですが、この中で述べられている時代認識と起こっている事実には改めてドキッとさせられました。
Velocityとは「ある方向性を持つ速度」で単なるSpeedとは違うと辞書に書かれていますが、この本では新しいテクノロジーによってあらゆるものがつながって、より不確定でスピーディーな新しい時代の概念、環境を指しています。フェイスブックは新サービスをなぜあれほど大胆に決められるのか、ナイキとアップルが組んだナイキ＋プロジェクトでのジョブズの格言、、、まさに彼らは働くというよりも冒険しているような感覚で仕事をしています。でも目標は信念に基づいたもので浮ついたコピーではありません。そのうえで「行動せよ。磨くのはそれからだ」、と言っているのです。
デジタル革命はこれからがいよいよ本番、絶え間なく動き続けてベータの世界の流れを意識しながらしっかりと自己を磨いていきましょう。
