先日亡くなった昭和の大横綱大鵬は「ライバルの柏戸関に絶対負けたくなかったから死に物狂いで稽古しました」と生前語っていたそうです。ライバルを持つことは自分を強くする、特にスポーツの世界では重要だとされていますね。
ではそんなライバルがいない場合はどうするのか?いいえ、私は会社や個人を問わず自分で意識さえすれば素晴らしいライバルを持てると思います。昨年ある経済誌が日本を代表する携帯電話キャリア3社の社長に行った「あなたにとってのライバルは?」と聞いた取材に対して、A社は「バライゾン」、B社は「ユーザー」、C社は「シリコンバレー」と答えました。なるほど、三者三様でどれも面白いですね。各社の目指す方向やライバルに対する捉え方の違いがみてとれます。
素晴らしいライバルを持つことは目標値をあげることにもつながります。「自社にとってのライバルとは?」 皆さんも一度考えてみたらいかがでしょうか。