２０２０年と言えば、日本人ならば誰もが東京オリンピックを連想するでしょう。あと７年、日本は実に大きなチャンスをもらったと思います。
グーグルX-MENの一人であるセバスチャン・スラン氏がTED2011で披露したテスト走行の映像（誰もハンドルを握ることなく混雑する街路を走る様子）、これは驚きでした。自動車事故をなくして生命を救いたいという思いを力に驚くべき開発を進めていくパワー、なんでグーグルがここまでできるのだろう。そしてあと５年以内にグーグルの自動操縦車が市場に登場するだろうと述べています。グーグルは天才たちに莫大な研究開発費を投じさせながらとてつもない構想で人類の難題に取り組もうとしています。先日のCTECでも話題になった自動操縦車、日本も負けてはいられませんね。
今、世界中でインターネットにつながるデバイスは約９０億台あるそうです。それが、東京オリンピックが開かれる２０２０年にはなんと５００億台になるとのこと、きっとオリンピック会場で自動操縦車が走っていることでしょう。B to B間のインターネットをはじめ、社会インフラを一気に高めるなど、オリンピックを梃子にして先端イノベーションを実現させるチャンスでもあります。
