あっという間に師走となり、総選挙もあってか今年はさらに世の中が慌しい気がします。そんな中、長年に渡ってお世話になっている安本隆晴さんがメンターとなって若い経営者を育てる「未来経営塾」のプレセミナーに参加させていただきました。「未来は予想するものではなく自らで創る」という気概を感じるネーミングですね。
全員が経営者という聴衆の前でパネラーとしてお話させていただくのは初めての経験。生まれたての会社からすでにIPOが視野に入っている会社までさまざまですが、地方からの参加者も多く、もちろん居眠りなどしている人はゼロ、真剣そのものでした。私のパートはさておき、「どうやったらできるか」、「そこにいくまでの工程は？」について考えが足りない自分にとって、「できない」ことを業界・他社・取引先・天気・立地・他人のせいにしたら経営課題は永久に解決しない、「なぜ」と聞かれて答えられない社長や幹部は自分自身でとことん考えていない証拠である等、単なる根性論でない本質に迫る言葉は心に染み入りました。
経営に正解はない、「正→反→合」を繰り返せ。今年の締めにふさわしい身が引き締まる時間をいただきどうもありがとうございました。
