Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

関心のテーマこそが決め手

AIDMAがもう通用しないと言われ、それに代わるメソッドがあちらこちらから発表されています。その共通点は最後のS、すなわちshare(共有)です。押し付けがましい広告メッセージはますます嫌われ、一方的でないマーケティングメッセージでエンゲージしなければダメだという考えの中ではshareはエンゲージできたかどうかの結果でもあります。

先日、インフルエンサーマーケティングについての勉強会に参加しました。理解不足だったせいもあり、おかげでずいぶんと理解が深まりました。インフルエンサーマーケティングとは「第3者で影響のある人を活用するマーケティング」をさします。第3者というのがミソであり、ブログがパワーを持つ現在、広義の意味のインフルエンサーは3種類あります。①プロのインフルエンサー(専門家)、②個人のインフルエンサー、③メディアです。今や異なるこうしたインフルエンサーが相互に影響を与え合うことでshare(共有)が促進されます。さて、今日の主題はこの戦略のキーポイントとは何かということです。プレゼンテーションを聞きながら、やっぱりこれか!と思ったこと。それは「関心テーマの設定」でした。商品のベネフィットとインフルエンサーの関心事との架け橋となるテーマのことです。もちろん、この発見のあとにキーインフルエンサーへのアプローチ、口コミを起こすブロガーへの働きかけ、メディア露出やマス広告の利用、、、などの実行の優劣があるのは当たり前ですが、良いテーマをいかに見つけられるかが最大の成功要因といっても過言ではないと思います。

ブランドのことをいくら言っても関心を示さない、でも離れすぎてインフルエンサーの関心事にばかりより過ぎるとブランドにつながらない。そう簡単には見つからず苦労するのは当然です。一方、これはブログの登場前から共有(口コミ)を促進できるパワフルな成功キャンペーンに昔から当てはまったものだと改めて思います。