まもなく梅雨明けですね。学生は長い夏休みを迎えます。世界に目を転じればサマーホリデーといったところでしょうか。この7月は今のところ非常に忙しい人が多いと思います。
今回は夏休みというよりも広い「休暇」というテーマで私も尊敬する広告の神様、デビッド・オグルビーがかつて示した「さわやかな休暇のすごしかた」をご紹介します。彼はこう部下に言いました。１．家でうろちょろしないこと。２．出かける時は奥さんを連れて行き、子供たちは置いていくこと。３．広告をぜんぜん見ないように。４．新鮮な空気をウンと吸って運動する。５．毎日本を一冊づつ読みなさい。と。約40年前の言葉ですが時代は変わってもいつの時代も気分転換・休養は人生の栄養素ですね。
一方、オグルビーは広告人として「樹のいただきに登るためには」と題して次のようにも言っています。１．覇気がなくてはいけない。尊大さを押し隠し、勉強しつづけること。２．2倍の時間働け もし請負仕事で給料をもらっているのならば怠け者は当然の報いを受ける。３．５倍稼ぐ人間の給料が平均より５０％しか余計にもらえない不公平な世界であることを理解せよ。４．毎年、ひとつはよい論文を書き、それをHBRに掲載されるよう計画しなさい。。。とても常人にはマネできませんね。つまり、それほど彼もとんでもないハードワーカーだったのです。人一倍仕事をする人は休みをなかなか思い通り取れないでしょう。だからこそ人一倍｢休暇」を大切にすごしてもらいたいと願っています。
