大震災から一週間余りがたちました。被災を被った地域の方々の報道に接して、自分たちで何ができるのか、まずは節電と募金、無駄な買いだめはしない、の3点を公私ともに実行しようと心に決め、開始しました。今回の大震災は地震・津波・原発のトリプルパンチとなってもはや日本にとって最大級の試練となっています。復旧にあたって阪神大震災のときの3兆円どころか、10兆円以上のお金が必要だとすでに言われています。壊滅的な打撃を受けた市町村ではほんとうに復興するのかも危ぶまれます。
一方、今回東日本の人々の多くは地震の揺れの怖さ、徒歩による数時間に及ぶ帰宅、原発からの放射能漏れへの不安、計画停電という我慢等、共通の体験を分かち合っています。その結果、被災地の方々が自分たちよりもさらに大変な状況にあることを自分事として感じられている気がします。支援についてもすでに国内はもとより海外からもさまざまな動きがでていますね。ほんとうに有難く素晴らしいことだと思います。改めて人の絆、家族・友人の有難さを感じる転機になるような気がしています。さらに福島原発の爆発に対して危険の中で果敢に取り組んでいる東京電力、自衛隊、警察、そして全国から選ばれた消防、外国からの応援の方々に強い感動を覚えます。熱いたぎりはきっと日本中に伝わっていくはずです。
いずれにしても今後、長丁場の努力が必要になってくるのは間違いないでしょう。これからも粘りづよく応援していきたいです。
