「携帯電話が手元にない状態=ノモフォビア」
ほんの少し前までテクノロジーを恐れていた人がテクノロジーを持たずにいることを不安がるようになったといわれます。日本でも高校生の60%、シニアの70%がスマートフォンを持つ時代となりました。
携帯通信会社のCMOにとってはまさにマーケティングの大成功ですね、朝出かけるとき傘を持つかどうかは、大昔では自分の目で空を見る、ちょっと前はテレビやラジオの天気予報、今はスマホのお天気アプリや音声認識によって声でも知らせてくれます。そして将来的には雨が降る場合、傘が光って「雨になるから持っていったほうが良い」と知らせてくれるようになるかもしれません。
確かにデジタルは社会や人々の生活に便利さ、効率性、つながりなど多くのプラスをもたらしました。しかし、一方でデジタルの囚われ人も増やしています。デジタルのサービスが拡がるとともに余分な時間を取られるようにもなっています。これからは自分たちでデジタルをコントロールする力、何が健康的なのかを感じる力がより必要となってくるでしょう。今後もデジタル化は間違いなく更に進みます。デジタルとは上手に付き合っていきたいものです。