クラウドやビックデータなどコンピューティングの世界に新しい言葉が生まれ、再び急目が集まっています。先日出席した会議でもCTOとCMOがより一緒になって顧客へのアプローチやサービスをしていかねばならないだろうというのが一致した見方でした。
これはいったいどういうことなのでしょう。ある米国内の調査によれば、スマートフォンユーザーがインターネットサービスを利用する際、ブラウザ経由が2割、アプリ経由が8割とのこと、スマートフォンの急激な普及は再び専用アプリの開発に追い風となっています。米国では大手小売業や銀行などが次々と専用アプリを立ち上げています。個人的にはもうおなか一杯といった感がするアプリなのですが、どうも違うようです。
今までのアプリは面白かったり、キャンペーンと連動したり、話題になったりすれば良いというものが多かった気がします。ところがこれからはより付加価値が高い顧客サービスや本業支援を他社に先駆けてスマホでできるようにという機運が高まっていくと感じます。情報システム担当の責任者とマーケティング責任者が手をとって連携しかねばならない理由のひとつでもあります。