エンゲージという言葉が広告界ではやっていますね。ズバリの翻訳は難しいものの英英辞典という意味bind oneself to do something ということ、私は「巻き込む」力ではないかと思っています。それでは人を巻き込む手立てを考えるにはどうしたらよいのでしょうか?きっと人が持っているネイティブな欲求(生まれながらの欲望)を知ることがスタートではないでしょうか。
かつて読んだある本の中でこんなことが書かれていました。人は関心があるものに触れると、 ”づくし” ある特定のジャンルだけ徹底的にみたい。 ”あわせ” 連想してみたい 一対でみたい ”みたて” 類似したものとしてみたい。 ”ゆかり” ルーツをみたい。という欲求が生まれてくると、、、なろほどだと思います。まだまだ他にも切り口があるかもしれません。でもこれらに共通することはすべて人間の好奇心の延長にあることだと思います。実に改めてグーグルの強さの源泉はこの人間の本性(ニーズ)にのって次から次へとサービスを提供しているからだと思いますよね。
今、当社で開発中のブログ解析プログラムにはもちろんのこと、私たちの仕事である広告コンテンツのアイデアも人を巻き込むうえで人間の本性に基づく「人をどうナビゲーションするか」の発想を加味していく必要があると思います。こうした発想に合致しつつ、新しい驚きのあるコミュニケーションアイデアはパワフルです。