先日、京都で乗ったタクシーの運転手さんと「最近外国人が増えていますね。」という話題で盛り上がりました。初めて日本に来た外国人が驚くことってたくさんあるそうです。たとえば、京都の伝統工芸品の銅や錫でできた「茶筒」、手作業にもかかわらず蓋がすうーと閉まっていく品質に驚きの声が上がるそうです。お茶だけでなく、酸化を防ぎたいものを保管するのに人気のお土産となっています。
モノやサービスの品質にまつわる話では時間通りに来るバスや電車にはじまり、生卵を食べられること、爪切りやはさみの切れ味から消しゴムの品質、そして注射がほとんど痛くないことまで枚挙に暇がありません。実はもうひとつ面白いなあと感じたことがあります。それは日本人が持つ「商売の心」に触れる部分です。たとえば、試食販売、確かに海外ではあまり経験がありません。それからユニークなのが飲み放題メニュー、総じて日本人にとっては当たり前のことですが、外国人にとってはグッドサプライズなのです。
逆に日本人が当たり前と思っていることが外国人には通じない、とも言えそうですね。