日本ではちょうど今、団塊ジュニアの世代が子育ての中心を担っています。そして、彼らの子供たちはゆとり世代が終わった後に生まれたさとり世代と言われています。
米国の新しいポストミレニアルズという世代は、2005年頃に生まれ、今だいたい9歳です。
専門家によればこの世代は保護者に守られ、家族の中心として育っているそうです。この世代の96%は、「一生懸命やればどんなことでもできる」と信じ、74%は自分のことを「とても面白い」と評価しており、ユーモアがあることが何より重要だと考えています。この世代にとっては、外見が良いことよりも、賢いことのほうが重要で、80％が「見た目がよくなるより賢くなりたい」と思っているそうです。重要なのは他のどの世代よりも、親と密接な関係を持っていることです。親と子がしっかりくっついているので、「ベルクロ（マジックテープのこと）家族」と呼ばれています。
話を日本に戻すとどうでしょうか。さとり世代では親世代の浪費を失敗と感じ、自分が納得したものだけにお金を使う傾向にあると言われています。世代の違いは時代背景の影響が考え方の違いとなって生じます。共鳴するコンテンツを作るためにもそれぞれの世代への理解に努めなくてはいけませんね。
