昨年またひとつ、変化の節目となる数字が発表されました。若者の動画視聴時間においてスマホがTVを抜いたというものです。私の世代では動画だけに限ればまだまだTVから見るほうがネットからよりも多く見られていると感じているのですが、生まれたときからインターネットがある世代からはもはや自然な流れかもしれません。今後ますますオンライン動画がマーケティングに使われるようになる所以です。
さて、ブランドコンテンツを企画・制作するにあたってひとつの基本的な考え方があります。誰に向けて動画コンテンツを作ったら良いのか、ボルボトラックの二クラス氏によれば、Paid→Strangers、Owned→Customers、そしてEarned→Fansということです。トリプルメディアの発想がなかったペイド全盛のころはこのような切り口はあまりなかったと思います。ややB to B的かもしれませんが、アーンドはファンのために作るというのはわかる気がします。「誰を共感させるコンテンツなのか」の発想をもとにしながら拡散を目指すことを忘れてはいけません。
