今年のニューヨークはやはりグローバルリセッションの影響があちらこちらに見られます。街を歩いているだけではわからないのですが、明らかに景気は急降下しています。クリスマス商戦も消費が昨年に比べて6.5%減との予想もすでに出ています。大統領選挙への国民の関心事もダントツ63%が経済問題と答える状況です。また、景気対策はもとより、テロや環境問題など、多くの課題を抱える中、いずれにせよ次期大統領への期待は大きいと感じます。さて、添付の写真はそうタクシーと地下鉄のデジタルサイネージです。タクシーはタッチパネル式になっていていくつかのメニューが入っています。大きくは2画面に分かれて表示されます。これはすでに昨年の秋登場していました。一方、地下鉄はまだ新型車両のみの装備で左の小さな画面がモニターです。タクシーは別にして電車のほうは山手線のほうが進んでいるなあと実感しますね。ただ今までよく聞き取れなかった車内アナウンスが東京の電車やバスのように女性のクリアな声に変わってきたのには助かります。