Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

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黄色い小旗

横断歩道を幼稚園の園児がわたるとき、近所のボランティアや園児の保護者が歩道の真ん中に立って持っているのが黄色い小旗です。先日あるクライアントと会食中に「区や市によって小旗の文句が違っているのはご存知ですか」、という話題になりました。そういえば「止まれ」のほかに「横断中」はよく見かけますよね。その他に「ありがとう」というのがあるとお聞きしました。きっと旗の製作者はそれほど深く考えてはいないのでしょうが、とっても面白いメッセージの違いだなあと思うのです。どれも自動車やバイクの運転手に注意を促すメッセージです。「止まれ」は単刀直入、赤信号と同じ意味ですね。「横断中」だから十分注意してくださいというメッセージです。そして最後の「ありがとう」は暖かい優しい運転をしてくれた感謝のメッセージです。受け手は随分違う印象を得るのではないでしょうか。もちろん、気づいてくれなければ小旗の目的は達しないのですから目立つことは大切だと思います。

TPOと問題の重大度によってもちろんどれが適切か決まるとは思いますが、メッセージは受け手がどう感じるかが第一だと思います。成熟社会、思いやりの社会を作っていこうとする時、心の中で「ありがとう」とお互い言えるメッセージが増えるといいですね。