昨日、先輩・知人が主催する「初めての震災ボランティア」というセミナーに出席させていただきました。一言でいってとても内容のある刺激あふれる会でした。「よいコトnet」の細川さん、柿沢さんが今回の震災でいち早く現地に行き、見て聞いて感じたこと、ボランティアに関する考え方、そしてボランティアを実際に行うにあたってのヒントを伝授してくれました。
まず、最初に見た仙台・名取市のビデオは衝撃でした。海岸から５ＫＭも離れた道路の両側が全て一面瓦礫、自分の家の場所も見つからない人々、道路わきの動物たちの死骸、ほんとうにここまで津波がきたんだ、ここにもし自分がいたらどんなに走って逃げても逃げ遅れただろうと、、、。一方で、２週間ですべての道が自衛隊などの努力によって開通している、日本は凄い！まるで除雪車が通ったかのような写真でしたが、道の左右は５Ｍの雪ではなく瓦礫の山なのです。
最後に細川さんがおっしゃった「地獄の中に菩薩を見た」のフレーズはとても心に残りました。ボランティアの精神が生まれるのは被災者の方を放っておけない、被災者の方々の気持ちを分かち合いたい、といった人間の本能から生まれるものだそうですが、気づいてみると「差し上げる」より「いただく」ことになる、なんと素晴らしいことでしょうか。
※ 興味のある方は是非こちらまで。
http://topics.yoikotonet.com/2011/04/hajibora/
