Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

2015-01-01から1年間の記事一覧

3キロ

人間的に成長するのには修羅場を経験することが一番だとよく言われます。しかし、簡単に修羅場といっても実はさまざまです。 週末クライアントさんとの会合の中でこんな会話がありました。「この前なかなか解決できないことがあって3キロ痩せました」、別の…

勝負はこれから?

売上げ60兆円、11000店舗、従業員220万人、SNSの書き込みが1日6万件、さてこの企業の名前といえば世界最大の小売業ウォールマートです。とにかく全てが巨大サイズですね。 今、ホリデーシーズンを前にウォールマートはスマホで注文してお店でピックアップす…

400本

今秋米国に取材に行った際、業界関係の方から異口同音に「テレビの番組の質が上がった」という声を聞きました。視聴者を惹きつけるコンテンツはやはりオリジナルでなければということで今年米国では400本以上の新テレビ番組が流れています。ハリウッドを抱え…

原動力

最近めっきり減った本屋での立ち読みですが、海外出張の前には今も必ず行います。先日も成田空港で「儲かる社長とダメ社長の習慣」という本が目に留まりました。中小企業3万社の社長を見てきた著者ができるとダメを対比させて「儲かる社長とは」の像を示すも…

1万→2万

タイトルの数字は2013年から14年でニューヨークにおけるUBERの台数の変化です。ニューヨーク名物のイエローキャブはこの先減ってしまうのでしょうか? 一台の車も待たないタクシー会社、コンテンツをひとつも持たないメディア会社、一室も部屋を持たないホテ…

2015秋米国便り

今年も取材を目的にニューヨークにやってきました。2000年から毎年続けているのですが、当初のころと比べて滞在期間は短くなりました。昔は忙しい広告業界の方にアポイントをもらうのに余裕が必要なことと、1年分まとめた課題を取材していたためです。今はよ…

スマートは複雑で混沌?

「デジタルの発展がマーケティングにもたらしたものとはいったいなんだろう?」ふと考えてみました。生活者が圧倒的主導権をとったこと、マスマーケティングをピークアウトさせたこと、プラットフォームがビジネスを規定するパワーをもったこと、情報量を大…

TTPでなくOTTの話

先週、グローバル動画配信の巨人(世界50カ国、6500万人)ネットフリックスが日本でサービスを開始しました。既にHULUを見ている人には驚きは少ないかもしれませんが、月額650円という金額とコンテンツや営業で日本企業と連携しながら開拓をすすめるとあって…

ロイヤリティの逆転

企業がブランド力を高めようとする理由は何かと言えば、第一に継続してそのブランドを買ってくれる、値引きなしで購入してくれるユーザーが増えて、結果として安定的な収益が得られるからです。 その指標のひとつがブランドロイヤリティです。これを高める手…

アメイジングを求めて

あらゆるブランドが自分でストーリーを語りたがっています。コンテンツマーケティング的な考え方が一斉に拡がった結果、これもまた一気にコモディティ化しました。コンテンツがあふれる状況の中でコンテンツマーケティングはかなりのコストと労力がかかるよ…

より人間らしく

「世界中の情報を整理し、世界中の人々がアクセスできて使えるようにすること」とは有名なグーグルのミッションです。「モノを売ることではなく、お客さまが購買する決断を助けること」、これはアマゾンのコンセプト、いずれもシンプルでかつパワフルな言葉…

第2幕スタート

今世紀に入って広告制作は映像・プリント・デジタルと大きく3つのジャンルそれぞれ縦割りで行われてきました。それはそれぞれの媒体とセットになった制作プロセスを持つからです。ところがその中のデジタルは全体のインフラとなって「つながっているか」、「…

湖でなく海

キャンベルスープ20%、P&G30%、クラフトフーズ35%、これは昨年各社が米国内で投下した広告費全体の中でデジタルが占める割合です。もはやデジタルはCPGマーケターにとってもメジャーとなったどころか中心となりつつあります。 実はここに見落としている…

コンテキストの再定義

「ガンジー牛で作られた牛乳って脂肪分が濃いのに後味がすっきりしている」と知人から聞いてその時すぐさまスマホで検索、日本では200頭ぐらいしかいないことが記憶に残っていました。そして今朝のTVでガンジー牧場が紹介されると今度はパソコンのオンラインシ…

缶の中の伝説

数多くの食品パッケージでもっとも有名なモノは?マーケターならばおそらくキャンベルスープをまず思い浮かべるのではないでしょうか。20世紀のポップアート作家であったアンディウォーホルが描いたポスター「32個のキャンベルスープ缶」の影響も大きいと思…

凡庸になるな

「にわとりが先か卵が先か」の議論は古今東西なされてきました。どちらともお互い必要なのにどちらが先かわからないことは世の中に多いものです。経営で言えば、組織が先か戦略が先かといったところでしょう。 さて、「良いチームが先か良いアイデアが先か」…

テクノロジーを活かす

ちょっと前まで非現実的だったアイデアが次々と実現できるようになりました。IOTブームの到来もあって多くの企業がテクノロジーに基づくイノベーションにより熱心に取り組みつつあります。マーケターと制作会社の見地から、関与性と創造性にあふれたユーティ…

パン屋の思い出

感動を英語にするとemotionです。動詞になるとmoved。日頃の生活の中で皆さんはどのくらい心動かされていますか。今回は感動とその手前で終わってしまう満足との間には何が違うか自分なりに考えてみました。 期待=現実の場合→満足、期待<現実となった時→感…

BtoBはBtoCになった?

かつてBtoB広告は絞られていないターゲットに向けて打つマス広告が非効率で専門・業界メディアを中心に広告出稿がなされていました。TVや全国新聞広告はリクルートやインナーに向けたものや社会・産業界へのメッセージとしての企業広告にほぼ限られていまし…

時を忘れる

齢をとるに従って日本文化への興味が深まっている気がします。そんな中、先月生まれて初めての体験をしました。今回はご縁があってお誘いをいただいた芝公園のお寺での「お茶事」をご紹介します。 日曜日朝10時集合、まず、控えの茶室にて靴から草履に履き替え…

恩師の思い出

これは若い頃の福沢諭吉の写真です。私がこの写真が好きな理由は好奇心旺盛で無垢な心が目に表れているからです。咸臨丸で米国に渡った際に撮ったものといわれています。 かつてある名経営者のこんな話を聞いたことがあります。「部下が提案を持ってきた時、…

2015春米国便り

先週短い米国出張に出掛けてきました。今回はその中からトピックをひとつご紹介したいと思います。 4月24日に発売される予定のアップルウォッチについてです。ニューヨーク60thにある旗艦店でスタッフに尋ねると一部の製品は6月、7月の入荷待ちになるだろう…

診断テスト

コミュニケーションを構築する仕事に携わっていながら自分のコミュニケーション能力というとまだまだ努力が足りていません。そんな中でプレジデントオンラインの「コミュニケーション能力診断テスト」をやってみました。 コミュニケーションの基本は「心と心…

霞町のオリジン

ビービーメディアがある西麻布交差点付近はかつて麻布霞町と呼ばれていました。今でも年配のタクシーの運転手さんには霞町の交差点で通じます。江戸時代にはほぼ武家地で、町家はなく、明治5年(1872)、武家地を合併してできあがったそうです。麻布と言う地…

出会いと別れ

一気に暖かくなり東京では早くも桜が満開となりました。この季節はいつも人の出会いと別れがあります。 人は一生を通じていったい何人ぐらいの知り合いができるのでしょうか。知り合いといっても夫婦の関係から言葉を交わしたことがある程度まで随分開きがあ…

CRM=人間関係

1976年にスタートした米国の1-800 Flowersは常にCRMをリードしてきました。1986年には花の通販を始め全米に広げました。まだインターネットの揺籃期であった1996年に早くもオンラインストアを開設、2006年にはモバイルサイトをオープン、そ…

1兆個

先週末、勉強会を終えた後、自動車会社のエンジニアの方々と雑談していたら「もう工場の中で人間がいらなくなっちゃうよ」との話題が出ました。

上位9社

IOTが盛んとなって製造業ではプロダクトの差別化を「プロダクト+サービス」で図っていこうとする動きが高まっています。

腹六分の生き方

先日朝のTVのトークショーで美輪明宏さんが出演されていました。

ストーリーワールドに向かう

ブランドの物語(ストーリテリング)の重要性についてはもはや誰もが語るようになりました。