2018-01-01から1年間の記事一覧
今年も残すところ数日となりました。忘年会のピークを越えてクリスマスが終わると一気に師走のムードに突入します。2018年は平成30年という年月と憲政史上初となる退位という日本の歴史にかつてない出来事であり、平成最後の年末年始は何か特別な雰囲気に包…
「現代の買い物客は何を求めているのでしょうか?」この質問に答えるにあたってウォールマートの最近の動きを見てみましょう。アマゾンが台頭する中、ウォールマートは米国内4000店舗のうち1000店舗以上で食品などの注文をドライブスルーで受け取れるサービ…
ブランドマネジャーにとって愛用者を増やすとともに自社ブランドに対する顧客のロイヤルティをあげる戦略は王道と呼べるでしょう。80:20の法則のセオリーからもブランドロイヤリティ戦略は正しいとされてきました。ライフタイムバリューを考えれば、ブ…
昨年伊勢で行われた菓子博に行った際、ご当地菓子の多さと日本人の研究熱心さに驚くとともに「昔から日本人は菓子好きなんだなあ」と改めて感じました。統計によれば、お菓子を作っている菓子やさんは全国で3万以上もあるそうです。お菓子は材料・加工・見た…
2年前の夏、米国広告業界の大きな話題は初めてTVの広告費がデジタルに抜かれる広告革命でした。昨年はデジタルの巨人たち、GAFA(グーグル・アップル・フェイスブック・アマゾン)のデジタルマーケティング業界での寡占化について、そして今年はデジタ…
何年か前、なんとも懐かしい写真集に出会いました。それは「オリンピックのころの東京」。(岩波フォト絵本) 1964年のオリンピックが小学1年生だった自分自身の記憶にはほとんどない写真ばかりです。それでも都電やオート三輪が走り、木造2階建ての家々が都…
今年は明治元年(1868)から起算するとちょうど150周年、そして平成が来年終了し、元号が改められます。日本人にとっては西暦とは違った日本の歴史を感じる瞬間でもあります。平成という30年間はちょうど一世代が入れ替わる期間と重なります。 ちょうど昭和…
ちょうど今から20年前の1998年5月、プレジデント誌に村田昭治の最終講義「マーケティングの神髄」と「自らの生き方」を語ると題した記事が掲載されました。大学時代の恩師村田昭治先生が慶応義塾大学教授を同年3月に退任なされたタイミングでひとつの集大成…
マーケティングにおいてデータはずっと昔から活用されてきたことは言うまでもありません。このところデータがさらに注目されているのはデジタルによって今までできなかったあらゆる事象がデータ化され、分析を通じて効率を高めたり、インサイトを発見できた…
今年のアカデミー賞では辻一弘氏が日本人として見事メークアップ&ヘアスタイリング賞を獲得しました。一方、TV(ABC)の視聴者数は昨年と比べて19%ダウンしました。1月に(CBS)で放送されたグラミー賞の視聴者数も昨年に比べて24%も落ち込んで19…
昔から「百聞は一見に如かず」という言葉があります。消費者の注意関心持続時間が金魚以下になっているとさえ言われている中で、ブランドゆかりの地や工場、もしくは都会に出張型体験スポットを用意してブランドのストーリー、製造工程、価値を体験してもら…
これから広告はさらにどう変わっていくのか、「よりインタラクティブで、よりモバイルで、よりデータ主導で、そしてより会話的で」とテッド・スタジオ社のエミ・ギャル氏は述べています。今回はその中のひとつ、「よりモバイルで」について述べてみたいと思…