今世紀に入って広告制作は映像・プリント・デジタルと大きく3つのジャンルそれぞれ縦割りで行われてきました。それはそれぞれの媒体とセットになった制作プロセスを持つからです。ところがその中のデジタルは全体のインフラとなって「つながっているか」、「つながっていないか」のどちらかになりました。個人的には広義のデジタル(つながっている)はおそらく広告制作の50%を越えていくと予想しています。もはやデジタルは当たり前なのです。
もうひとつの変化はとんでもなく莫大なコンテンツの世界に突入してしまったことです。高品質とは何か、どんな制作活動が求められるのか、これまでより幅広いプロデューサー能力が求められる一方で、職人意識を持ったプロデューサーを維持しつつ、ニュースルームのようなコンテンツプロデューサーも増やしていかねばなりません。プロダクションのワークフローにより柔軟性と、より純度の高いチームワークが求められています。
こうした変化の中で創設当時はフロアこそ違うものの映像とインタラクティブが同じ社屋にいたのですが、その後スタッフの人数が増えて別々となってかれこれ10年が経ちました。そして2015年7月6日をもってビービーメディアはONE BBMEDIAとなってリスタートいたしました。改めまして皆さまどうぞよろしくお願い申しあげます。