あと3年以内にソーシャルメディアが自社の顧客にとって第2位のタッチポイントになるとさえ言われています。つまり、対面に次ぐ接点であって、既存メディアや公式サイトをも上回ると予想されているのです。
営業マンや自社サイトにアクセスする前にソーシャル環境でブランドや企業の情報を得る顧客はソーシャルカスタマーと呼ばれますが、こういう人たちがとても増えています。私自身も飲食店や映画や書籍の情報はほぼ第3者のレビューを見ていますし、何らかの影響を受けています。
もはやソーシャルをやらなければの段階ではなく、ソーシャルの結果を利用して、確実に見込み客を誘導するにはどうすれば良いかを考えなくてはなりません。その際に重要なのが、実はコンテンツなのです。それぞれの経路の段階ごとにどんなコンテンツをつくるか、たとえば、経路の入り口ではどうやって関心を引くか、中間部分ではこちらからソーシャルに出向いて顧客が自分たちを発見してもらえるようなコンテンツをいかに配信するか、最後は決めとなるコアなオファーを提供するといった具合です。
いずれにせよここでもコンテンツをよりソーシャルに適した形にしていく流れは必然となるでしょう。