先日、とある「食に関する研究会」に参加させていただきました。
そこで主催者が人生で出会った飲食店の中で強烈に気に入っているお店を出会いに始まりplanned happenstanceに至るまで熱く語ってくれました。
「食」は人間の欲望の原点です。ミシュランガイドに始まり、食べログのようなネットの口コミに至るまで飲食店の評価はいたるところで活発になされています。
そして、多くの雑誌で各地の名店が必ずといっていいほど紹介されているのは人々が強い興味・関心を常に持っているからでしょう。
ところで、この日に紹介されたお店は是非近いうちに行ってみようと思っています。何故でしょうか。
それは推薦した人の審美眼に日頃から共鳴しているからに他なりません。
決して飲食業界人でも料理研究家でもないのですが、主催者が語ったストーリーテリングを聞いて是非自分なりに感じてみたい、確かめてみたいと思ったからです。
人は自分の敬愛する人が大切にしているモノに興味を持ちます。
ブランドのストーリーテリングを作る際の要諦のひとつに「人は人に興味を持つ」という考え方がある所以です。