Brighten Brand Note - BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

BBmedia inc. 社長 佐野真一のブログ

2013-01-01から1年間の記事一覧

避けられないリスク

つむじ風程度はあるけれど、竜巻となると日本ではめったにお目にかかれません。米国出張中にニュースとなったオクラハマを襲った竜巻は日本では考えられないパワー、風速65M以上、爆弾よりも恐ろしいと表現されるほどでした。たった40分間に住宅をはじめ…

決めたらやる

「言行一致」を会社のスローガンのひとつに掲げて約2年が経ちます。先週KOMATSUの坂根元社長の講話を聞く機会に恵まれました。その中で「やると決めたら徹底的にやるのがKOMATSUのDNA」、とおっしゃった言葉が印象的でした。簡単なようですが、実は個人のプ…

センス・オブ・データ

昨日5月12日は近所の花屋さんでは切り花、アレンジ、鉢植え問わずカーネーションがあふれていました。そう、母の日のプレゼントと言えば赤いカーネーションが昔から定番ですね。カーネーションに限らずお花は実に冠婚葬祭はもちろんいろいろな人生のイベ…

八百万の神が集う処

連休を利用して古事記のゆかりの地、出雲を訪ねてきました。古事記は言うまでもなく、日本最古の歴史書で編纂されてから何と昨年で1300年。一方、神話の部分も多いとされています。若いころは興味がなかなか湧きませんでした。今回はガイドブック片手に…

夢のトリック

今、巷では数学、統計学がちょっとしたブームになっています。先日もあみだくじについて解説してあった本を読んでびっくり、一見公平に見えるあみだくじですが、最初から場所によって当たる確率は随分と違うのです。 当たる確率といえば、カジノで億万長者に…

シャットダウン

時には天災よりも人の仕業によって恐ろしいことが起きます。ちょうど出張中ということもあってボストンマラソンの爆弾事件は衝撃でした。まず、歴史あるスポーツイベント、ハーバードをはじめとした文教の街で起きたテロであったこと。痛ましい犠牲と大統領…

頂きに登るには

昔、広告の勉強を始めたころ印象に残り、今も自分の指針になっているいくつかの言葉があります。今回はその中からオグルビーの「ある広告人の告白」の一節をご紹介したいと思います。 樹の頂きに登るには1. 覇気がなくてはならない。尊大さを押し隠し、勉強…

寄付から事業へ

CSR(企業による社会貢献活動)に最近変化が見られます。従来は余剰な利益の中から行なう寄付、災害や貧困に立ち向かっている公共団体やNPOへの寄付といった受動的なものが多かったと思います。しかし、一昨年の東日本大震災では多くの人がボランティアを経…

パブリックリスニング

最近でこそあまり聞かなくなってしまったのですが、30歳半ばのころは車を運転しているかぎり必ず聞いていたラジオ番組があります。元麻布にある架空のレストランを舞台にしてゲストのおしゃべりと粋な音楽の番組、AVANTIです。 1992年にFM東京でスタ…

早くも満開

東京では平年より12日も早く桜の満開を迎えました。ちょっと早すぎかなと感じつつも、あちこちで賑やかにお花見が行われています。かつて桜は山桜のことだったそうですが、今では見事なソメイヨシノが一面ですね。 なぜ日本人はこんなに桜が好きなんだろう…

心地よさからの脱却

先日の夜「新興国・途上国ビジネスとリスクマネジメント」と題して行われた無料フォーラムに参加しました。その中で慶応ビジネススクールの岡田准教授が述べた新興国・途上国に向かう日本企業に求められる戦略感覚:5つの要素のお話は印象に残りました。日…

失敗を生かす

米国大統領は最初の90日間で何らかの成果を挙げることがその後にとってとても大切だといわれています。新政権が今回3ヶ月で円安・株高でリーマン以前に戻せたことは少なくとも世の中に活気を呼び戻しています。 2度目の総理大臣という稀有な安倍首相は自身の…

「ない」と不安に思うもの

「携帯電話が手元にない状態=ノモフォビア」 ほんの少し前までテクノロジーを恐れていた人がテクノロジーを持たずにいることを不安がるようになったといわれます。日本でも高校生の60%、シニアの70%がスマートフォンを持つ時代となりました。 携帯通…

「高品質」とは

昨今デフレのもとでプレミアムという言葉は高級ブランドのみならず、ビールからセブンイレブンに至るまで、多くのカテゴリーで用いられています。プレミアムPremiumの語源は戦利品だったとのことですが、今は「高級な」、「高品質な」と一般的には捉えられて…

無限に近づく

今、6秒動画のサイトが話題となっているようです。なぜ6秒なのか?は知りたいところですが、この秒数があれば、動画として成立することを意味しています。4GとスマートTV等の普及で今後おそらくオンラインビデオはとてつもなく増えていくと思われます。一方…

神様とBOSS

昔から日本ではよく「お客さまは神様です」といわれてきました。これを英訳すると「The customer is the king」となるようです。一方、P&G社の前CEOであったA.ラフリー氏は「The consumer is boss」と呼びました。日本語にすると「お客さまは上司です」とい…

ベネフィット(便益)の先

ブランドの価値について考えるとき、1991年にD.アーカーが著した『Managing Brand Equity』、その中のブランドエクイティ(ブランド名やシンボルと結び付いたブランド資産/負債の集合であり、製品のサービスの価値を増減させるもの)の考え方が私にとって今…

ライバルは誰だ

先日亡くなった昭和の大横綱大鵬は「ライバルの柏戸関に絶対負けたくなかったから死に物狂いで稽古しました」と生前語っていたそうです。ライバルを持つことは自分を強くする、特にスポーツの世界では重要だとされていますね。 ではそんなライバルがいない場…

うちの広告は効果が出てる?

「登録チャンネルの動画とあなたの好みに合わせたおすすめ動画が下に表示されます。これらの動画は YouTube がお好みを判断し、その順序で並べてあります。」このコピーは今YOUTUBEのトップページに書かれています。ソーシャルを使ってさらに拡げられるよう…

森を見る

コンテンツ・イズ・キング「やっぱり一番なのはコンテンツだ」、これを聞いた時、まず思い浮かべるのはディズニーです。白雪姫に始まり、ディズニーリゾートに至るまで世に無い多くの人々を魅了するコンテンツへのこだわりの伝統は今も引き継がれています。…

今しかない

明けましておめでとうございます。 お正月の挨拶は何度しても気持ちの良いものです。一年間この清清しい気持ちを忘れずにすごしたいものですね。 さて、私自身茶の湯の趣味が特別あるわけではないのですが、以前から何故か茶碗に魅せられてきました。一楽二…